日韓レーダー照射問題を棚上げの岩屋防衛相に自民党内でも批判の声 「怒り禁じ得ない。選挙にも関わる」

日本

件の岩屋防衛省による「腰砕け非公式会談」について、自民党内からも批判の声が上がっている。

岩屋防衛省は、韓国軍部と非公式会談の場をセッティングしたばかりか、韓国軍による火器管制レーダーの照射を不問にし「日本の威嚇飛行のせいだ」とする韓国の言い分を放置したまま、防衛協力を再開するという、事実上の「棚上げ」対応をした。この「未来志向」と称する行動に対して、国民の間に批判の声が高まっているが、党内もそれを感じ取っているようだ。

自民部会で岩屋防衛相批判、日韓会談「怒り禁じ得ない。選挙にも関わる」
 自民党は5日、安全保障調査会と国防部会の合同会合を党本部で開き、シンガポールでの日韓防衛相による非公式会談について議論した。出席者からは、昨年12月の韓国海…

この問題に関して、真正保守政策研究所の遠藤代表は、この「非公式防衛会談」は、「日米韓の防衛連携を無視するな」という韓国政権に対する圧力であり、日米間で対・文政権制裁が実行に移されているのではないかと分析する。

これも計算のうち?

実は安倍政権がトランプ政権と打ち合わせた通りの対文政権制裁が実行に移されており、(中略)問題は韓国国防部が岩屋防衛相の笑顔に騙されて日米の思惑を理解できない可能性です。いや、日米はその可能性も計算(かつて対北朝鮮外交で笑わないことを意識した安倍晋三首相はあえて、岩屋防衛相に「笑顔で握手するな」といった指示を出さなかった)に入れたからこそ会談に踏み切ったのでしょう。
遠藤健太郎オフィシャルブログ » Blog Archive » 韓国にすり寄る大臣の背後

なるほどこの視点は興味深い。確かに、岩屋防衛省が首相の意向を無視して独断で暴走した、というのは考えづらい。しかし事務方の反対を押し切って非公式会談に踏み切った、という情報もある。

いずれにせよ、おそらく早晩、韓国の文政権は倒れることになるだろう。日本国内では朝野を問わず批判の声が高まっているのは事実だが、日本の政権が倒れることはないだろう。たとえ批判が集まっても、野党第一党以下、何某民主党の面々を見れば、自民党よりまっとうな政治をしてくれそうな顔ぶれは皆無だからだ。

小野寺前防衛相は、「レーダー照射問題で韓国側は日本の反論を恣意(しい)的に使ってきた。そういう相手だということを認識して対応してほしい」と防衛省に注文をつけている。岩屋大臣が韓国を「そういう相手」だと認識できているかどうか。できれば防衛大臣は、もう一度小野寺氏に担当してもらいたい。

(文・櫻木)

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コメント、ネットの反応

  1. 銃口突き付けられたのになかったことにしましょだってさ

  2. 岩屋、韓国マネーか?

  3. パチンコ利権にどっぷりなんだよね、岩屋
    こういう奴が防衛大臣やったら駄目だよね

  4. なんでこいつ大臣にしたんだ?
    アホだろ。

  5. 制裁なしの容認だからな

  6. 官邸の指示にきまってんじゃん

    アホか

  7. また韓国のゴネ得を許したのね
    岩屋は韓国人の性格をもっと勉強しろよ
    それともパチンコマネー欲しさに譲歩したのか

  8. 更迭か、きっつーいお叱りが公になるのでなければ
    こんな報道ガス抜きとしか受け取らねえよ

  9. せめて認めさせるまでは粘れよ

  10. 愛国者様は本気で岩屋が単独で非公式会談したと思ってるの?
    反日岩屋が愛国安倍さんの足を引っ張るために単独で動いたと?

  11. この写真、岩屋が中央の線を越えて、手を伸ばしてるのがみっともないと思いました

  12. これ丸山穂高より酷いだろ

  13. 岩屋を更迭することがバ韓国へのさよならメッセージになるのに

  14. 本格的に攻撃された場合でも日本って何も出来なそうに思える
    自衛隊って本当に防衛出動出来るんだろうか
    尖閣とかにも防衛の為に自衛隊常駐とか何もしてないしな

記者プロフィール

櫻木

在野のコラムニスト。1975年生まれ。大東亜戦争の戦地の取材をライフワークとしており、台湾やインドネシアとの親交が深い。

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