沖縄慰霊の日 安倍首相に「帰れ」「殺されんど」と罵声を飛ばす「市民」 一方同じ日に自衛隊は

日本

23日に沖縄県糸満市で開かれた沖縄全戦没者追悼式は、例年通り政治色の非常に強いものとなった。安倍首相が出席する前で、知事が政治的要求を「平和宣言」という名目で突きつけ、一部の聴衆が口汚く野次を飛ばし、騒ぐ。故・翁長前知事時代から続く悪弊だ。

安倍首相の出席に際して、一部聴衆から
「安倍は帰れ!」
「辺野古新基地建設は許さん!」
「憲法改悪許さん!」
といった怒号が飛んでいた。公園入り口にはマスクやサングラスで顔を隠した「市民」ら数十人が陣取り、安倍首相の到着を待ち構えていた。本当に平和運動をする市民ならば、そのように顔を隠す必要はない。こういうのは公安に捜査される対象である極左活動家の仕儀である。

沖縄「慰霊の日」続く政治利用 「祈りの場なのに…」(2/2ページ)
 23日に沖縄県糸満市で開かれた沖縄全戦没者追悼式は、さながら政治集会の様相を呈した。玉城デニー知事が米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に関し「県…

しかも、「帰れ」だけではない。「殺さりんど」等という、物騒な沖縄弁での野次すら飛んでいたという。

一説では、沖縄でこうした活動を行っているのは本土から来た活動家だとか、「くるさりんど」は本当に「殺すぞ」というよりも関西弁でいうところの「しばいたろか」くらいのニュアンスだとか、養護しようとする声も聞かれる。

しかし、同じ国の代表である首相が、服装も沖縄の服装に合わせて、現地までやってきて慰霊の言葉を述べて手を合わせているところで、そのような罵声を飛ばす行為をどうやったら擁護できるのか?

一方その数時間前、自衛隊は

一方、その数時間前。まだ夜も開けきらぬ5時前の沖縄県糸満市の平和祈念公園。那覇市に配属されている陸上自衛隊第15旅団の隊員が40名ほど、制服姿で整然と集まり、一人ひとり花を手向け、公園中にある慰霊の塔や碑を静かに参拝し、30分ほどで静かに解散して立ち去った。決して誰に話すでもなく誇るでもなく、15年ほど前から自主的に旅団有志で始まった行事だという。慰霊とは、こういう姿を言うのだろう。

沖縄慰霊の日、陸自隊員らが献花 旧軍司令官ら悼む碑:朝日新聞デジタル
 沖縄戦の戦没者らを悼む慰霊の日の23日、沖縄県糸満市の平和祈念公園では、陸上自衛隊員たちが今年も早朝に「自主参拝」した。毎年「希望者」が集まって実施している恒例行事といい、制服に身を包んだ40人ほど…
(文・櫻木)

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コメント、ネットの反応

  1. サヨクが平和を乱してるんだろ

  2. ああプロ市民か

  3. 首相に罵倒を浴びせれればそれでいい連中だからな
    式典なんてどうでもいいんだよ

  4. 顔認証とか使うと沖縄と掛け持ちの人沢山でてきたりするのかな?っていうか交通費は誰が出してるの?

  5. 遺族は慰霊の場では大声を出してヤジを飛ばすことはないからな
    他から来た運動家の馬鹿どもだと思うわ
    下品極まりないよな

  6. 話し合いが大事だ~!とか言ってる奴らに限ってやたら攻撃的なのは何故なんだw

  7. 原爆の時も沸いてたな
    あいつら慰霊する気持ちなんかないねん

記者プロフィール

櫻木

在野のコラムニスト。1975年生まれ。大東亜戦争の戦地の取材をライフワークとしており、台湾やインドネシアとの親交が深い。

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