AERA、天皇陛下に「あの国へ訪問するのが課題」と突きつける

皇室

朝日新聞の発行する雑誌『AERA』が 「ドキュメント新天皇誕生」 というタイトルの増刊号の中で、畏くも天皇陛下に対して、「太上天皇(上皇)陛下から『天皇訪韓』という課題を託されている」と独自の理論で『課題』を突きつけました。

上皇が天皇に課した高いハードル 「あの国」への訪問は実現するか | AERA dot. (アエラドット) | AERA dot. (アエラドット)
27日、トランプ米大統領と会見する天皇、皇后両陛下。雅子さまが外務省出身ということもあり、今後の皇室外交の発展も期待されている。だが、政治学者の白井聡さんは、AERA増刊「ドキュメント新天皇誕生」…

上皇が天皇に課した高いハードル 「あの国」への訪問は実現するか

 新天皇は、難しいバトンを預かることになったと思います。天皇に求められるものは何か、先の天皇は新天皇に、高いハードルを課した。

平成時代にはついに実現されなかった天皇訪韓という課題もあります。
今は難しい状況ですが、もう少し落ち着いた雰囲気になれば、必ず取り沙汰されるでしょう。
東アジア諸国民の相互理解と平和共存のために果たし得る役割に、注目と期待が 集まるのではないでしょうか。

a

えぇと、何を言っているのでしょうか…?

すべて想像と妄想

  • 難しいバトンを預かることになったと思います ←妄想
  • 更に訪韓という課題もあります ←妄想
  • 必ず取沙汰されるでしょうという ←根拠のない予想
  • 東アジア諸国民の相互理解と平和共存のために果たし得る役割 ←願望
  • 注目と期待が集まるのではないでしょうか ← 空想

何一つとして、事実に基づいた指摘や分析がないことに驚きます。このA系の人たちは、寝ても覚めても韓国、韓国…。どうして太上天皇(上皇)陛下が、自国領だった時代ならいざしらず、「アジアの盲腸」韓国のことをそこまでご宸襟を悩ませなくてはならないのでしょうか?

陛下を付けろよ、デコ助野郎

そもそも、「新天皇は、難しいバトンを預かることになった」ってしれっと書いていますが、「陛下を付けろよ、デコ助野郎」と。この、A系の「あえて敬称を付けないことによって敬意を廃し、国民の間の皇室に対する敬意を低下させていく」方針「あえて”日王”と呼称することによって国民の間に日本に対する侮蔑心を換気させていく」という韓国の方針とそっくりです。

国語辞典によると、「陛下」の語源は「陛=御殿の階段」の下にいる取次ぎの人の意で、直接奏上(天皇に申し上げること)ができないという敬意を示したもの。 そんな存在に対して、直接課題を突きつけるあたり、やはりA系の人たちが皇室に対して日本人らしい敬意のかけらも持ち合わせていない、ということが見て取れますね。

天皇は永遠の存在ではない

ただし、この政治学者が1ページ目で言っている次の指摘は、(根拠や結論はさておき)核心をついていると思います。

それ(天皇、天皇制)は永遠の存在でも何でもなく、不断の努力によって支えなければ消えてなくなるのだ、と。 

https://dot.asahi.com/aera/2019052400096.html?page=1

戦後、GHQによって皇室も解体され、緩やかに弱体化していくように宮家廃絶など様々な方策が取られました。皇統の問題、旧宮家復帰問題、女性・女系天皇問題。「千代に八千代に」皇室が、日本の国体が続いていくためには、私達国民の不断の努力と理解が求められています。

(文・櫻木)

↓応援の一票を!

政治ランキング

コメント、ネットの反応

記者プロフィール

櫻木

在野のコラムニスト。1975年生まれ。大東亜戦争の戦地の取材をライフワークとしており、台湾やインドネシアとの親交が深い。

櫻木をフォローする
タイトルとURLをコピーしました