「韓日通貨スワップ”程度は”復元しておこう」とことん日本をナメている韓国に石原伸晃の好プレー

韓国

韓国経済が危機にひんしているようです。外交と経済の天才、文在寅ぶんざいいん大統領の手腕によって、輸出減、設備投資減、ウォン安が進行し、米中通商摩擦も影響して、国家財政は火の車、北朝鮮との吸収統一に向けてまっしぐら、といった状態です。

さて、国家が通貨危機に瀕したときに、自国通貨の預け入れと引き換えに、協定を結んだ相手国の通貨をあらかじめ定めたレートで融通してもらえる協定が、ご存知「スワップ協定」です。日本と韓国の間にも、かつては「日韓スワップ協定」が結ばれていましたが、2015年、麻生財務大臣が「約束した話が守られないのなら貸した金も返ってくる可能性もない」として延長せず、満期で終了しました。

どこまでもナメられる日本

しかし韓国は、いざとなったらなぜか日本が助けてくれると信じ込んでいる模様。

ムーディーズの格付けは来月ごろ出てくる。このような時期にウォン安ドル高が急激に進み、北朝鮮はまたミサイルを発射している。米中通商摩擦が長引くのも良くない信号だ。まともな政府なら今ごろ、韓米通貨スワップは難しいとしても、韓日通貨スワップ程度は復元して最後の安全弁を用意しなければいけない。しかし危機意識がないというのがさらに大きな危機だ。青瓦台(チョンワデ、大統領府)は「良い経済数値」探しに気を取られている。

イ・チョルホ/中央日報コラムニスト

ソース:中央日報/中央日報日本語版<【コラム】危機の韓国経済、韓日通貨スワップ復元など最後の安全弁を用意する時(1)>
https://japanese.joins.com/article/370/253370.html

日韓スワップ程度は、ですか…(苦笑) 。戦時娼婦問題、徴用工問題、レーダー照射、”日王”謝罪要求発言、竹島、などなど日本に対して無礼と狼藉の限りを尽くしておいて、約束も守らず、どうして日本がそんな国の尻拭いをしてくれると無邪気に信じ込んでいるのか、不思議でなりません。

上記記事を受けて、日本のある記者はこんな談話を。

 それなのに韓国では「日本にドルを持ってこさせればよい」との意見がいまだに語られる。イ・チョルホ記者だけではない。「日本の政治家や役人はおだてに弱い。最後はスワップに応じるはずだ」と語る日本通の韓国人がけっこういる。

蟻地獄に堕ちた韓国経済、「日本と通貨スワップを結ぼう」と言い出したご都合主義(デイリー新潮) – Yahoo!ニュース

いやあ、どこまでもナメられたものです。しかしこれまでは実際に、こうして嘲笑されても仕方ないほど、お人好しの日本は韓国を助け続けてきました。日本のある一定の世代の人は、戦後の韓国の「強制連行説」などの情報操作をモロに受けて、韓国に対して謎の贖罪意識を持っていますからね。

厄介な隣国ってどこのこと!?

しかし上記記事で最も驚いたのは、次の記述でした。

 そういえば、スワップ協議再開を中断した直後の2017年1月11日、中央日報・日本語版に興味深い記事が載った。中央日報系のテレビ局JTBCのチョ・ミンクン経済産業部次長が書いた「韓国が厄介な隣国と生きていく姿勢」だ。要旨は以下だ。

●慰安婦像を口実に日本がスワップ再開協議を中断したのは偏狭な行為だ。「そんな日本と手を組むな」との批判も多い。だが、国際金融市場に暴風が予告されている今、すべての手段を動員し最大の防壁を築くべきである。

(以下略。官僚同士の草サッカーで勝ちを献上すればいい、とか妓生を抱かせて酔わせる、とか愚にもつかない策略が書かれている。)

なんと、韓国は、日本のことを厄介な隣国、と思っているらしいのです。いや、これはたまげた。心底びっくりしました。お前らが言うか、それを。

「で、何しにきたの?」

21日、韓国から関係改善のためと称して韓国議員団11人が来日し、自民党議員らと面会しました。そこでの一幕が話題になっています。

韓国議員団が自民議員らと面会…関係改善に焦る韓国側
 来日中の韓国国会議員団(朴炳錫(パク・ビョンソク)団長)11人が21日、自民党議員らと面会した。冷え込んでいる日韓関係の「関係改善」をうたっての来日だが、い…

 「おいでになった目的は何ですか?」。自民党本部で開かれた党外交調査会(衛藤征士郎会長)との会談で、出席した石原伸晃会長代行は議員団に向かって突き放すように質問した。

日韓合意は不履行、徴用工問題に対しての改善案もない、ただ手ぶらでやってきた韓国議員に対して、石原伸晃 会長代行 が開口一番「何しに来たのか」と。これはまったく痛快です。彼の嫌味なキャラクターが光る、ファインプレーと言っていいでしょう。 二階俊博幹事長が合わなかったのも高判断と言っていいでしょう。何せ、彼らは「日王と会ったとき、慰安婦問題を解決したいと言っていた」とか言い出す人々です。会わないでさえこれなのですから、会えば必ずあることないこと後から韓国国内向けに言いふらされるに決まっています。

件の韓国紙にならって、「日本が厄介な隣国と生きていく姿勢」を述べるとするならば、「助けない、教えない、関わらない」の非韓三原則しかないでしょう。

(文・櫻木)

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記者プロフィール

櫻木

在野のコラムニスト。1975年生まれ。大東亜戦争の戦地の取材をライフワークとしており、台湾やインドネシアとの親交が深い。

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