あのオーストラリアでも鮮明になりつつある対中警戒姿勢 日本も警戒を怠らず旗幟鮮明にすべし!

2017年の米豪軍合同演習オーストラリア

ニューズウィーク日本版に、こんな記事が投稿された。

オーストラリアで囁かれ始めた対中好戦論(Why Australia-China War Talk is Rising Between the Two Nations)

オーストラリアで囁かれ始めた対中好戦論
<コロナ、貿易、台湾と、対立を深める豪中間に忍び寄る「戦争の足音」は、アメリカや...

元の記事を直訳すると、「なぜ豪支戦争についての議論が二国間で浮上しているのか」であり、これを「オーストラリアによる対中好戦論」と訳してしまう辺り、支那寄りでリベラルなニューズウィークを、さらに赤色を濃くしたのが日本版であることがわかる。

それはともあれ、記事の論旨はこうだ。

豪支間に軍靴の足音が…

オーストラリアと中国の関係が悪化の一途をたどっており、「戦争の足音」を聞く議論まで浮上している。

中国は依然として、オーストラリアにとって最大の貿易相手国(オーストラリア政府の最新のデータによれば年間1940億ドル規模)だが、オーストラリアのスコット・モリソン首相は、インド太平洋地域の安全保障の重要性を強調するジョー・バイデン米大統領と結束し、日米豪印戦略対話に参加して中国の反発を招いている。

オーストラリアと中国の間には、近年、幾つもの対立がある。

オーストラリア政府の対応
・自国の5G通信網から中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の製品を締め出し
・新型コロナウイルスの起源について中国での独立調査の実施を要求
・広域経済圏構想「一帯一路」について、ビクトリア州政府が中国側と結んだ協定を破棄
・香港や新疆ウイグル自治区での人権侵害について非難

支那の報復措置
・オーストラリア製品に反ダンピング関税を発動するなどして輸入を妨害
・オーストラリアとの戦略経済対話(貿易交渉のための外交的メカニズム)の枠組みで行われる全ての活動を停止

豪政府高官の発言

先月4月25日には、ピーター・ダットン豪国防相が、台湾をめぐる中国との衝突の可能性を「軽視すべきではない」と警告し、マイク・ペズーロ同内務長官は演説の中で、インド太平洋の「自由国家」に再び「戦争の足音」が迫っていると述べたことが波紋を読んでいる。

政府高官にしてからが、支那への警戒心と対立姿勢を隠さなくなってきているのだ。

一帯一路構想への参加や貿易依存など、一時は「オーストコリア」と揶揄されたほど親支路線だったオーストラリア。近年のなりふり構わぬ軍拡と、ナチス政権を凌ぐ悪質さと規模で行われている人権弾圧(民族浄化)の狂気を目の当たりにして、ようやく軌道修正がなされたらしい。

我が国も、自由で開かれたインド太平洋を守るために、これら自由主義陣営と歩調を合わせて、対支包囲網を形成していく必要があるだろう。まずは、コロナ禍を理由とした支那人民の全面入国禁止、二階俊博などの媚支政治家の一層がその第一歩だ。尖閣への自衛隊駐留、施設建設はその次の一手になるだろう。

(文・櫻木)

↓応援の一票を!

政治ランキング

コメント、ネットの反応

  1. 中国とズブズブだったのにずいぶん変わったな

  2. まさか乗っ取りしかけてくるとは思ってなかったからな
    そりゃバレれば反発されるわw

  3. 中国が尖閣を革新的利益と主張するかぎり、両国の対立は避けられない。
    中国は沖縄を含む尖閣、台湾を支配下に置かない限り太平洋に向けて進出は不可能。
    それらを考えると、将来的には、日中関係もオストラリ-アと同様の関係になることは間違いない。
    中国に進出している日本企業3万社は、それなりの覚悟を決めて今から経営に当たる
    べきだろう。
    日米を含む自由主義国家は、共産主義を甘く見た結果が今日の中国の覇権主義を招いた。

  4. 自由主義国対中国共産党いずれ必ずぶつかる。

  5. 日本も参戦して満州取り返せよ

  6. 台湾を再併合しようぜ
    日本国台湾県自治区

  7. 台湾をWHOに呼ぼう。
    香港に自由を。
    ウィグルを開放、フリーチベット

  8. なんのことはない日中戦争やww2と同じことだ
    日本が苦労したのをこいつらが再度味わってるってだけ

  9. あの時より明らかにひどい

  10. 日本という、列強に痛めつけられた最初の
    黄色人種の好事例があるんだから、そこを研究すれば
    避けられたのよ。傲慢にならず30年前に日本を見てた老人の
    話をよく聞くべきだった

    日本人が、何のために先陣切ったと思ってるの
    もちろん、日本の為だが更には黄色人の為やぞ
    ひどいのは何事も最初の犠牲者だよ
    本来なら順番として中国が最初に先陣切るべきだった

  11. ベトナム、フィリピンは少なくとも
    死ぬほど中国きらっているからな

    そこに豪州が加わったカタチ

  12. 全世界が中国と戦争する決意をしたって事だからな。中共習近平コロナ姑息
    卑怯者軍はこれから29年かけて東太平洋諸国を皆殺しにすると宣戦布告している
    訳だからな。凶悪な人殺しがこれから29年以内にお前らを皆殺しにすると言って
    いるのに、黙って、殺されるがままになっている程、世界各国の国民は腑抜け
    では無いからな。

  13. 本文続きは日本の脅威となる台湾侵攻で対支那参戦としてるが、
    日本と同じクワッドの一員である以上そうなるだろうね。
    十年前はナチドイツのオーストリア併合寸前と同じ台湾併合寸前だったけど、
    この十年の間に30年代のナチを中心とした中欧と同じ領域紛争の結果を経て、
    もはや支那の台湾侵攻はポーランド侵攻と同じと見ているようだね。

  14. 【中国】中国が豪政治の「乗っ取り」企図、保安機関元トップが警告 11/28 【中国スパイ】

    ■欧米日本にも浸食 中国スパイの驚異!
    ■サイレントインベージョン

     中国が水面下で狡猾に組織的なスパイ活動と利益誘導を駆使してオーストラリア政治体制の「乗っ取り」を企てていると、オーストラリア保安情報機構(ASIO)の元トップが豪紙とのインタビューで警告した。

     このインタビューは、今年9月までの5年間ASIOの長官を務めていたダンカン・ルイス(Duncan Lewis)氏のもので、22日付の豪紙シドニー・モーニング・ヘラルド(Sydney Morning Herald)に
    掲載された。ルイス氏がASIO長官退任後にメディアのインタビューに応じるのは初めてだ。

     ルイス氏はシドニー・モーニング・ヘラルド紙外信部長とのインタビューで、豪政治関係者は誰もが中国諜報活動の標的となる可能性があり、何年間も気付かれないままにその影響が及び続ける恐れがあると警鐘を鳴らした。

    「(中国の)スパイ活動や内政干渉は水面下で狡猾に行われている。その影響が表面化するのは何十年後かもしれないが、その時は既に手遅れに
    なっているだろう。ある日、目を覚ましたら、わが国の政府がわが国にとって有益でない決断を下していたということになりかねない」

     さらにルイス氏は、中国による乗っ取りは政界にとどまらず、地域社会や財界にも及んでいると指摘。基本的に活動の指令はオーストラリア国外から出ているという。

     中国による大規模な利益誘導作戦の例としてルイス氏は、豪政党に多額の献金をしている中国人工作員の存在を挙げ、メディアや大学も標的と
    なっていると警告。「疑心暗鬼を引き起こすつもりはないが、賢明に認識しておく必要がある」と訴えた。

  15. 【中国人スパイ】2018年の台湾統一選挙で親中派候補を当選させた工作などについて暴露 11/24 【サイレントインベージョン】

    ◆ 中国人スパイ、中国の工作活動に関する詳細を明らかにする
     
    中国人スパイが、オーストラリアへの政治亡命と引き換えに、中国の工作活動に関する詳細をオーストラリア当局に提供した。
    シドニー・モーニング・ヘラルド紙が報じた。

    報道によると、中国からの亡命を希望している王立強氏は、オーストラリアへの政治亡命を希望し、同国の防諜機関「オーストラリア保安情報機構(ASIO)」に香港で活動する中国の情報将校の身元に関する情報を提供した。
    また王氏は、全世界での中国の政治干渉活動の資金源に関する情報もASIOに提供したという。

    王氏は、自身も香港での拉致に関与したことを認めたほか、台湾でも活動し、サイバー攻撃を行う調整センターを率いたという。
    王氏によると、2018年の台湾での選挙で親中派候補を勝利させたのは王氏のグループ。

    ASIOはロイター通信の問い合わせに対して回答を拒んだ。
    中国外務省もジャーナリストの問いに答えなかった。

    一方、ガーディアン紙によると、オーストラリアのジョシュ・フライデンバーグ財務相は、亡命を希望している中国人スパイの件をASIOが検討していることを実際に確認した。
    王氏は現在、観光ビザでオーストラリアに滞在している。

    なお安全上の理由により、王氏の正確な居場所は公表されていない。
    中国に戻った場合、王氏には禁錮刑が言い渡される可能性があり、死刑になる可能性もあるという。

  16. 【ニュージーランド】中国出身のNZ議員が政界引退 中国人スパイに英語教えた過去 2020/7/11 【サイレントインベージョン】

    ■中国出身の楊氏はニュージーランドの国民党に9年間所属していた
    ■人民解放軍スパイ育成機関で英語教育担当

    中国人スパイの英語教師を務めた経歴のあるニュージーランド議会の楊健(ヤン・ジャン)議員が再選を目指さない考えを明らかにした。楊氏は中国出身で、ニュージーランドの国民党には9年間所属している

     中国政府が香港国家安全維持法を施行したことを受け、対中政策の再考に動く国が増えている。ニュージーランドは9日、犯罪人引き渡し条約や戦略物資の輸出管理などを含め、香港との関係を見直すことを明らかにした。

     同国カンタベリー大学の政治学教授で中国問題に詳しいアンマリー・ブレイディ氏は楊氏を「国家的・国際的スキャンダル」「政治的な重荷」と形容し「国民党の現在の指導部がもはや無視できない」存在になったと指摘した。

  17. 独裁政権下の独裁国家を経済圏に招き入れると
    結局その国の国力増強に力を貸すことになり
    その脅威にさらされることになる
    それがわかったら
    民主主義国家であり報道の自由がある国で経済圏をつくり
    そうでない国とは距離を置かないとね
    貿易、借金、国債引き受けで依存しすぎて、相手にノーを言えなくなる前に

  18. 中華街とかあるし、そこいらじゅうにシナ系がウジャウジャいて、昨今は土地や港、テーマパークと買い叩かれ
    白豪とレバノン系やオセアニア系との闘争の陰でシナはコソコソと地歩を築いた
    オーストラリア、もう手遅れかな?ってときに政治が機能した、なんせキャンベラ、政治の計画都市だし、そら政治するわ
    日本みたいに内側に売国奴と反知性主義な拝金主義が入り込み、政治にまで玉虫色を持ち込みプロレスやる連中とは違う

  19. オーストラリアと同じ文脈でカナダがそろそろ火がついても良いけどね
    バンクーバーとか酷いよ、シナだらけ
    どっちも留学生送って、裏金管理して、じわじわと乗っ取り
    前回、日本は邪魔されたし、連中には死ぬまで戦ってもらわんと割に合わん
    シナ系移民禁止から、経済制裁、中共幹部の海外資産凍結、名簿暴露からの、文革内紛化で世界大戦へ
    小さな戦争じゃなく世界を巻き込む大戦争をしようぜ、始まりはどんな些細なことでもいいんだし

記者プロフィール

櫻木

在野のコラムニスト。1975年生まれ。大東亜戦争の戦地の取材をライフワークとしており、台湾やインドネシアとの親交が深い。

櫻木をフォローする
タイトルとURLをコピーしました