ファイブアイズが日本を加えてシックスアイズに拡大する可能性 河野大臣が提案

支那

日本が英米圏の軍事・情報共同体である『ファイブ・アイズ(Five Eyes)』に加入する可能性が浮上している。

英ガーディアン紙の報道によると、チャイナから西側諸国を切り離すために国際的に活動している英国右派議員によると、ファイブアイズ情報連合は日本を含めて拡大され、希土類レアアースや医薬品などの主要な戦略的備蓄をプールする戦略的経済関係に拡大される可能性があるということだ。

河野防衛大臣が提案

1941年に結成された諜報関係であるファイブアイズ同盟のメンバーは、オーストラリア、アメリカ、イギリス、カナダ、ニュージーランドである。英連邦を中心とする、英語圏の白人国家による同盟だ。これを、レアアース等の過度のチャイナ依存を減らし、経済的な自由貿易圏に拡大・発展させようというアイデアがある。これはオーストラリア議会の重宝関連合同委員会のギオ帳、アンドリュー・ハスティ氏に支持されている。

そこへ来て日本が情報共有関係の6番目のパートナーになるという提案は、先週のチャイナ研究グループセミナーで我が国の河野太郎防衛大臣により行われ、外交選​​択委員会のトマス・タジェンダット議長により歓迎された。

チャイナ問題研究会の創設者でもあるタジェンダット氏は、次のように述べた。「ファイブ・アイズは、何十年もの間、私たちの諜報および防衛アーキテクチャの中心でした。私たちは、提携を深めるために信頼できるパートナーを検討する必要があります。日本は多くの理由で重要な戦略的パートナーであり、より緊密に協力するあらゆる機会を検討すべきです。

河野大臣は、日本はファイブアイズへの参加の招待を歓迎すると述べた。

Five Eyes alliance could expand in scope to counteract China
Plans mooted to pool strategic resources and lessen west’s dependency on China

日本がチャイナ対抗の矢面に立つことに

これが国際的社交辞令でなく、実際に日本が世界の諜報を半ば支配しているファイブ・アイズのメンバー入りできるとすれば、歓迎すべきことである。ただし、これは完全にチャイナと袂を分かち、日本が対共産中国との戦いの最前線に立つことを意味している。

実際に中国共産党機関紙・環球時報は先月31日の社説で、日本のファイブアイズ加入について「米国が中国相手に繰り広げている、いわゆる『新冷戦』の先鋒になろうという意味」「中国人たちは絶対に日本のそのような行動を許さないだろう」と猛非難している。

許すも許さないもない。チャイナ人はどうやら未だに日本を華夷秩序の下に見ているようで、率直に言って非常に不快な物言いである。

日露戦争時の日英同盟

かつて、日本が日露戦争を戦ったとき、日英同盟が非常に役に立った。しかしあの日英同盟も、イギリスがロシアを弱体化せしめるため、日本とロシアをぶつけようとする意図があったものである。そして今は、イギリスの…ファイブアイズの敵は共産チャイナであり、そこにまた日本をぶつけようとしている。しかし、日本がチャイナに併呑されるか、単独でチャイナに対抗するか、英米諸国の支援を言えてチャイナと対抗するか、の3つの選択肢なら、最後がいいに決まっている。ここはあえてその思惑に乗るべきだろう。

しかし、ファイブアイズは、経済連合でもなく軍事同盟でもなく、一番の役割は諜報連合である。未だにスパイ防止法も制定できず、チャイナや朝鮮系スパイから「スパイ天国」と揶揄されるような体たらくの現代日本が、はたして由緒正しい諜報連合に参加を許されるのかどうか? 若干の疑問が残る。

(文・櫻木)

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コメント、ネットの反応

  1. 中国が嫌がるなら正解

  2. 脱亜論は正しかったすぎる

    福澤先生の慧眼がマジでパねえっす

  3. なんで許可がいるんだよ
    とっととスパイ防止法整備してシックスアイズにするべき

  4. 朝日と毎日と共同通信と中国、韓国、北朝鮮が嫌がる事は
    日本の国益になる

  5. オレはおまえらを絶対許さないよ

  6. 日本スパイ天国だから入りたくても入れてくれなさそう

  7. これどうせ入れてもらえないだろ
    ITの時代になってから日本企業が衰退したのこいつら関わっているだろう

  8. 日本の同盟国はアメリカ、日本が敵対行為や侵略行為を受けているのは支那www

  9. これって30%くらいは可能性のある話なの?
    実現したら相当画期的な事だと思うけど

  10. 日本が参加すると間違いなく韓国も仲間に入れろと騒ぐから面倒なのよ

  11. 中国は一線越えたからな
    引き下がるなら金出して謝るしか無い

  12. 日本にスパイ組織がないから入れてもらえない
    もらう情報はあっても、あげる情報がない
    CIAやMI6みたいな海外相手のスパイ機関なんて夢のまた夢

  13.  
      「脱亜論」 (明治18年) 
     
         福沢諭吉 (一万円札の顔)
     
    日本の不幸は、中国と朝鮮である。
      
    この二国の人々も日本人と同じく漢字文化圏に属し、同じ古典を共有しているが、
    もともと人種的に異なるのか、教育に差があるのか、 日本との精神的隔たりはあまりにも大きい。
      
    情報がこれほど早く行き来する時代にあって、近代文明や国際法について知りながら、
    過去に拘り続ける中国・朝鮮の精神は千年前と違わない。
     
    国際的な紛争の場面でも「悪いのはお前の方だ」と開き直って恥じることもない。
    もはや、この二国が国際的な常識を身につけることを期待してはならない。
      
    「東アジア共同体」の一員として その繁栄に与ってくれるなどという幻想は捨てるべきである。
    日本は、大陸や半島との関係を絶ち、 欧米と共に進まなければならない。
      
    ただ隣国だからという理由だけで特別な感情を持って接してはならない。
    この二国に対しても、国際的な常識に従い、国際法に則って接すればよい。
     
    悪友の悪事を見逃す者は、共に悪名を逃れ得ない。
    私は気持ちにおいては「東アジア」の悪友(中韓)と、絶交(国交断絶)するものである。
     

  14. まあ、あたまがついてってない様子の中華パヨクはおいといて

    英国としては中国分割レースで出遅れてるから日本を抱き込んで加速したいんだろうね
    つか地理的アドバンテージでは日本が圧勝してるわけで、
    日本と利害対立してたら日本海で戦争できんし

  15. 今回はイギリスをマジ切れさせてるからね
    首相も皇太子も殺されかけてる上に、香港だろHSBCやらスタンダードチャータードなんて
    香港ドルの発券銀行なのに金庫に手を突っ込んだんだから
    手打ちなんて出来んだろ

  16. この件に関してだけは中国どうこう以前に、変に米英に振り回されない方が日本の国益には添う気がするなあ。
    米英国内では「中国・北朝鮮関連の軍事的情報に限り日本とも情報共有する」程度の「ファイブアイズ+1」的な話みたいだし。
    かつて(今も?)エシュロンで日本の情報を抜きまくって対日経済政策で利用して事考えるとなんか微妙。

  17. 日本としてもかねてから入りたかったわけだけど、
    情報漏えい防止がゆるゆるすぎて入れてもらえなかった感じ。
    しかし、最近は対中国の緊張が増して、
    日本が傍受する中国の無線情報が重要度を増してるって話だな。
    米+英連邦のこの枠組みに日本は入れるのかな?

記者プロフィール

櫻木

在野のコラムニスト。1975年生まれ。大東亜戦争の戦地の取材をライフワークとしており、台湾やインドネシアとの親交が深い。

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