WHO やはり中国に屈服! 今年も総会から台湾を排除… もはやこの機関に自浄を期待してもムダか「新しい国際機関を」

台湾

本日18日から2日間の予定で開幕する世界保健機関(WHO)の年次総会について、今年も台湾ンの参加が拒絶されたことが分かった。台湾の参加拒否はこれで4年連続になる。オブザーバー参加を求めている台湾の呉釗燮外交部長(外相)は「WHOは中国の圧力に屈服した」と批判、WHOに抗議文を送る方針だ。

WHOIへの台湾の参加拒否は、4年前に独立色の強い蔡英文総統が就任してから始まった。WHOがチャイナの意向で動いていることを表す最も分かりやすい理由である。

しかし、台湾は、今回のコロナ禍で、世界で最も被害を少なく抑え、コロナウイルスの封じ込めに成功した国である。その国から防疫に関する意見を聞かず、どうするというのか。代わりに総会にはコロナウイルスを広めた戦犯であるチャイナの習近平が参加し、いけしゃあしゃあと「中国は一貫して、透明性をもって、責任ある態度で、WHOや関係国に情報を提供してきた」等と述べたのだった。悪いジョークだ。

台湾のWHO参加を支持してきた日米各国

日米を始めとする自由主義陣営は、WHOへの台湾参加を支持、後押ししてきた。安倍首相も、先月29日の国会答弁で、
「台湾はかつてオブザーバー参加していたが、その時は国民党政権だったが、(民進党の)蔡英文政権になって態度を変えてしまったという問題がある」「そういう政治性をなくしていくというのが本来のWHOでなければならない」とWHOを批判しつつ、台湾の参加を支持する立場を表明している。

アメリカでは、トランプ政権がWHOへの台湾の参加を働きかけ、議会でも超党派で台湾の参加をを支援する法案を可決したり、60カ国に対して台湾支持を呼びかける書簡を送るなどして、後押しする動きが活発化していた。
(書簡といえば、米外交専門誌『フォーリン・ポリシー』が1日、台湾のWHO参加をめぐり、日本や米国などがWHO事務局長に連名書簡を送付する予定だと報じたが、これは実現したのかどうか続報はない。)

米国務省からもツイッターで「新型コロナウイルスの発生に際して、中国政府は事実を隠し科学者の口を封じ、言論統制を行たが、台湾の対応は世界の模範だ」と言及している。

こうした動向を受け、さすがに今年の総会には台湾のオブザーバー参加が復活するかと思われたが、事態はそのようには進まなかった。

何も変わらない、変えられないWHO

台湾はオブザーバーとしての参加すら拒否され、チャイナの国家主席は「中国は透明性と責任ある態度で情報を提供してきた」などとのたまい、テドロス事務局長はWHOの成果を強調して1日目が終わった。2日目には台湾の参加について話し合われる予定とのことだが、一体どこまで実のある話になることか。

オンライン署名サイトchange.orgで行われたテドロス事務局長の罷免を求める書名は、102万筆を超えた。

これだけ、内外から変化を求める声が上がっても、何も変わらない、変えられないのがWHOという機関だ。

もはや「中国エチオピア保険機関」と化したWHOに、何ら自浄機能を期待することはできない。事務局長を取り替えるか、いったんWHOを潰して、新しい国際組織を作るべきだろう。

その組織では、チャイナも台湾も共に通常の参加国の一つとして扱われることになる。

(文・櫻木)

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コメント、ネットの反応

  1. 今回のパンデミックはWHOからハブられた台湾が防げたから人災
    WHOからしたら都合が悪いんだろう

  2. ハブられてる側が防疫に成功してるとか何かのギャグっすか

  3. やっぱりこういう国際機関は半世紀ごとに作り替えないといかんのよ

  4. whoが「コロナが研究所から発生した可能性はない」って断言しちゃうの頭悪いよな
    中国に言わされてるんですって言ってるようなもんだよな

  5. 科学で何かを否定するのってすげー難しいのにな
    無いことの証拠が必要だし
    神の存在すら否定できてねーのに監査も入れずに自信満々で否定できるんすねぇ

  6. こんだけ問題になってもらWHOのトップをやめさせられないぐらい中国に牛耳られてる
    マジで今中国倒しとかないと全世界がウイグルになるで
    このままだと第三次より酷いことになりそう

  7. テドロス発言録
    1/19
    「人から人への感染リスクは少ない」

    1/22
    「緊急事態には当たらない」

    1/31
    「中国の対応も過去にないほど素晴らしい」
    「中国の尽力がなければ中国国外の死者はさらに増えていただろう」
    「中国の対応は感染症対策の新しい基準をつくったともいえる」
    「習近平国家主席のリーダーシップを他の国も見習うべきだ」

    2/12
    「中国のしたことを認めて何が悪い」

    2/24
    「パンデミックには至っていない」

  8. 2/28
    「パンデミックには至っていない」
    (なお、この前日にWHO本部のあるスイスで感染者数の爆発的な増加が報告されている)

    2/29
    「マスク着用を奨励しない」

    3/12
    「パンデミックを宣言する」

    3/19
    「”中国ウイルス”といった呼び方はやめろ」
    「特定の国を貶めるな」
    「中国は世界の他の地域に希望と勇気を与えている」

    3/24
    「解決には政治の力と資金が必要だ」

  9. 3/26
    「われわれはコロナウイルスを封じ込める最初の機会を無駄にした」
    「行動すべき時期は実際、1カ月余りまたは2カ月前だった」
    「全ての国が積極的な対策を講じなければ数百万人が死ぬかもしれない」

    3/30
    「中国はすべての地域で対策が順調に進んでいる」

    4/1
    「布マスクの着用はいかなる状況においても勧めない」

    4/3
    「コロナ抑制のためにマスクをつけろ」
    「マスクがないなら手作りでも良いから布で口を覆え」

    4/8
    「台湾から人種差別を含む様々な嫌がらせを受けている」

    4/9
    「アメリカはウイルスとの闘いに焦点を当てるべきだ」
    「ウイルスを政治利用するな」
    「WHOは当初から出来うることを全てやってきた」

記者プロフィール

櫻木

在野のコラムニスト。1975年生まれ。大東亜戦争の戦地の取材をライフワークとしており、台湾やインドネシアとの親交が深い。

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