15日深夜、インドとチャイナの国境周辺のガルワン渓谷で、両軍兵士が衝突し、死傷者が多数発生。両国は互いに相手国を非難し、緊張が高まっていた。インド陸軍の声明では、この衝突でインド軍兵士20人が死亡、17人が重傷を負ったという。両国軍はすでに衝突の起きたガルワン地域から撤退している。印支間で死者が発生するのは、実に1975以来で45年ぶりのことだという。
この件について16日、北京でビクラム・ミスリ駐支インド大使と、チャイナの羅照輝(罗照辉-Luo Zhaohui-)外務副大臣による会談が行われた。インドは、チャイナ軍が、ガルワン渓谷の実際の支配線(LAC)を尊重する現状を「一方的に変更」しようとした結果、6月15日の深夜にガルワンバレーで激しい対決が発生したと述べた。
対するチャイナ側は、逆にインド軍が国境を 2回違法に越えて「挑発的攻撃」を仕掛けたと述べ、暴力的なLACの乱闘についてインドを非難している。チャイナ外務省は、「強力な抗議」を表明し、インドにその前線部隊を厳格に拘束することを求めている。チャイナ側の被害者数については言及はなかった。
AFP通信によると、この両国の衝突は、銃火器を使わない、素手や投石を使った乱闘だった、されている。それで20人規模の死者が出るというのも相当な激しさだが、両国軍の確執の深さを伺わせる。
国境謀略はチャイナの常套手段だ
1937年の盧溝橋事件しかり、1969年の支ソ国境のダマンスキー島=珍宝島事件しかり、国境付近で相手国軍を挑発し、小規模な戦闘から「相手が先に手を出してきた」と工作し、口実を作って戦争に引きずり込むのは、昔からチャイナが得意としている常套手段だ。折しも国内では、武漢肺炎=新型コロナウイルスによる被害から民衆の間に不満が溜まっているところでもあり、わかりやすく外敵を作るために、隣国と小規模な紛争を起こす動機もあるかもしれない。
当然、海を隔てた隣国である日本にとっても、対岸の火事ではない。チャイナは60日以上にも渡って、連日、我が国の尖閣諸島付近に武装した公船を差し向けている。これが、「上陸行動」にまでエスカレートした際に、日本はそれを実力排除することができるか? そこから紛争に発展する可能性はないのか? 今から万全にシミュレートしておき、可能ならば尖閣諸島には海保の基地を築いておくべきだろう。もはや「中国を刺激するから」等と言っている場合ではない。
コメント、ネットの反応
北朝鮮は共同連絡事務所を爆破するし
アジア情勢がキナ臭くなってきたなぁ
前から印中はヤバいって言われてたけど、今回はどうだろな
領土問題だしずっと小競り合いで終わるかね
インドは基本全方位外交らしいな
スタンスとしては日本に近いのかもな
日米とは関係を強化とあるけど、経済では中国の影響が強いみたいね
大ごとにはならないに一票
中国は国境沿いに続々とミサイル配備か
https://twitter.com/PhdParody/status/1272402986057203716
インドの首都まで中国のジェット戦闘機で
国境からわずか数分
これだけで終わる
人民解放軍って自国民を監視する軍隊でしょ
インド国民軍は日本が組織して教練した人たちが、戦後戻ってきたイギリスを追い出してできた軍隊
基本的にはインドを応援したいが、あの国もカースト酷いからなあ
麻生太郎の自由と繁栄の弧とか
安倍晋三のセキュリティダイヤモンド構想とか
そこらへんからの長い流れがあるから
少なくとも今の内閣は100パーインド側だよ
いま中国に表立って味方する国っていないだろ
北部戦区はずっと下克上狙ってるから朝鮮すら味方にならないだろうし
中共には
罰が与えられなければならない
不遜な野望を
一つとして実現させてはならない
中国はもう他国を食い物にするしか自分を維持できない
GDPは空前の規模で粉飾まみれ、人民の政治に対する不信と不満は破裂寸前の風船なみ
まともなやり方で中国共産党統治を維持することはできないんだ
まぁ最初からまともなやり方なんてしてなかったけどね!
「卑怯な手を卑怯だからって躊躇して使わない他国は頭が悪く劣ってるマヌケだ、卑怯な手段を躊躇なく使う我が中国は頭がよく優秀だ!」
ってのが中国人の座右の銘だから
だからこそ中国と関わってはいけない
あいつらは人類の敵だ
陸軍はインド軍の方が圧倒的と言う事実
兵器もロシア製主体で東西混淆だけど
ロシアの兵器のグレードは
中国ライセンスよりも上の性能の物を供給されてる。
国境での挑発→乱闘の連続→交戦
中国黄金パターン
https://i.imgur.com/a2eygEe
武器使うなという命令が出ているのかもしれないが
それでこれだけの死者を出すなら現場の殺意は本物
両国の政府に対話と交渉の能力あるのだろうか、末端の掌握能力が両者共怪しくない?
仲介できそうな国はロシアくらいだろうか