大阪で開かれるG20サミット(主要20か国・地域首脳会議)まであと約1週間となり、主催国との首脳会談が開催できない、という屈辱に耐えかねる韓国が、あの手この手を考えている。いや、どれも「手」と呼べるようなものではなく、完全に錯乱していると言ったほうが適当か。
実は「日韓賠償案」は現場レベルで即却下されていた
まず、先日突如いいだした、「日本の企業と共同で賠償する」という案は、実は官邸までエスカレーションすることもなく、話を聞くやその場で却下されていた事が分かった。
朝日新聞によると、17日に韓国外交部の第一次官が外務省の秋葉剛男事務次官と会って、「日韓企業が自発的に出し合う財源で慰謝料を支払おう」という韓国政府案を説明した。
しかし、説明を聞いた秋葉氏はその場で拒絶したという。
秋葉氏は
「それでは国際法違反の状態を是正することにならない」
「日本が韓日請求権協定によって要請した仲裁委員会に応じるように」
と求めたいうことだ。これは、後ほど菅官房長官や河野外相が繰り返している日本の公式的な立場と全く変わることがない。いい事務次官だ。
さてここからが問題で、普通はこんな即却下されたら、政府として話を引っ込めるだろう。しかし韓国は、日本側が提案を拒否したにもかかわらず、発表した。しかも「日本側がこの案を受け入れる場合、日本政府が要請した外交的協議手続きの受け入れを検討する用意がある」と、まるで日本が受け入れを検討中かのような嘘をつきながら発表したのだ。
この韓国の嘘つき体質は、おそらく死ぬまで(国が滅びるまで)治らない。いや、民族がもともと持っている基質だとすれば、死んでも治らない。ローマ法王が言われたように、霊的に生まれ変わらなければ無理なのだろう。
この状況でまだ日韓首脳会談を一方的に強行しようとしている韓国
さて、韓国の策動(錯乱)は、まだ終わらない。なんと、この状態になってもまだ、「日韓首脳会談を開く」ことを諦めていないのだ。
昨日記事でお伝えしたのは、韓国内メディアが「遭遇でも略式でも首脳会談だ」と強弁している、というものだったが、今度は民間ではない、韓国の外交部の発言だ。
韓国外交部(日本で言う外務省)の当局者が、「30分前でも(合意さえできれば、首脳会談は)できる」と語ったというのだ。「30分後に首脳会談しようぜ」と言われて、果たしてどんな実のある会話ができるというのか? 韓国にとっては、「主催国の日本と首脳会談ができた」というだけで合格だろうが、安倍首相は会っただだけでマイナス評価になるし、安倍首相の30分+2分の価値は、大阪に来ても特にすることがない文大統領の価値とは比べ物にならない。おとなしく、韓国の民団と会談でもしてそのまま帰るのがおすすめだ。
とにかく安倍首相には、この「手首切るブス(by岩井志麻子)」と、握手どころか挨拶もしないでおくことをおすすめする。大丈夫、「会ってくれなきゃ手首切るから!」とか、言ってるだけで実際にはしないから。
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