朝鮮総連を「破壊活動の恐れ、拉致関与」で「破壊活動防止法に基づく調査対象団体」に閣議決定

北朝鮮

17日、政府が朝鮮総連( 在日本朝鮮人総連合会 )を、 「破壊活動防止法に基づく調査対象団体である」とした答弁書を閣議決定しました。一瞬、「お、今更ながら破防法適用したのか?」と思いましたが、まだ監視対象である、とあらためて公式に確認した、というだけです。(もちろんずっと監視対象になっている)

時事ドットコム

答弁にある 「前身組織である在日朝鮮統一民主戦線がこれまでに暴力主義的破壊活動を行った疑いがある」 というのは、1950年代の古い話ではありますが、その暴力破壊団体をそのまま受け継いだのが現座の朝鮮総連であり、今後、北朝鮮との関係の悪化によっては、いつでも日本国内で相乗や先導、攪乱工作を行なう可能性がある団体が、全国各地の支部に7万人もいる、というのは平和な生活を送る日本人庶民からすれば、脅威以外の何物でもありません。

戦後の日本に吹き荒れた暴虐の嵐

この「前進組織である在日朝鮮統一民主戦線」の前にもう一つ、 在日本朝鮮人連盟という団体がありました。

これは日本の敗戦と同時に、徴兵を免れて日本にいた朝鮮人達は、日本人の若い男の大半が徴兵でいないのをいいことに、武装して日本中で略奪と暴力と破壊活動を働きました。

 彼らは闇市を掌握して巨大な利益をあげ、徒党を組んでは瓦礫と焦土の神戸の街を闊歩していた。通りすがりの通行人の目つきが気に入らぬといっては難くせをつけ、無銭飲食をし、白昼の路上で婦女子にいたずらをする。善良な市民は恐怖のドン底に叩き込まれた。こうした不良分子は旧日本軍の陸海軍の飛行服を好んで身につけていた。袖に腕章をつけ、半長靴をはき、純白の絹のマフラーを首にまきつけ、肩で風を切って街をのし歩いた。腰には拳銃をさげ、白い包帯を巻きつけた鉄パイプの凶器をひっさげた彼らの略奪、暴行には目にあまるものがあった。警官が駆けつけても手も足もでない。「おれたちは戦勝国民だ。敗戦国の日本人がなにをいうか」。警官は小突きまわされ、サーベルはへシ曲げられ、街は暴漢の跳梁に無警察状態だ。

「田岡一雄自伝・電撃編」 1982年 徳間文庫

そうした朝鮮人が組織したのが 在日本朝鮮人連盟 で、全国各地で略奪、暴行、警察署襲撃などの騒擾事件を引き起こしています。

暴虐の限りを尽くしたこの団体は、当初は日本の弱体化のために目をつぶっていたGHQもさすがに見過ごせなくなり、「暴力主義的団体」として解散を命じました。

この写真、ネットのどこかで「ピストルで武装して『朝鮮進駐軍』を僭称している在日朝鮮人連盟たち」として見たことがあるかも知れませんが、それはキャプションデマです。 そんな連中がこんなビシッとしたいい面構えをしているわけないじゃないですか。 これは、「朝連本部を強制捜索した際に入り口を封鎖している日本の警視庁予備隊」です。韓国人の強制徴用写真みたいなデマに惑わされないようにしましょう。

在日朝鮮人連盟 ― 在日朝鮮統一民主戦線 ― 在日本朝鮮人総連合会 が引き起こした事件は、
記録に残るものでも、大津地方検察庁襲撃事件長崎警察署襲撃事件生田警察署襲撃事件富坂警察署襲撃事件、など枚挙に暇がありません。そんな団体が、日本に7万人もいて、組織的にテロ国家である北朝鮮に支援活動を行っていること、日本人拉致という主権侵害の国家的犯罪に関与したことを、決して忘れてはいけません。

また、この朝鮮人組織による多くの非合法活動が、日本共産党の非合法組織(山村工作隊や中核自衛隊) と連携して行われたこと、その日本共産党は未だに全国の地方議会や国会の中に巣食って活動中であることも、忘れてはいけませんね。

今回こうして、改めて閣議決定でその危険性が確認できたことで、次は破防法の適用、その下部組織である朝鮮学校を含めての解散命令、帰国事業などにつながることを願ってやみません。

(文・櫻木)

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記者プロフィール

櫻木

在野のコラムニスト。1975年生まれ。大東亜戦争の戦地の取材をライフワークとしており、台湾やインドネシアとの親交が深い。

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