ポンペオ米国務長官演説、中国と世界に“最後通告” 「世界各国が自由と専制のどちらを選択するかの問題だ」

アメリカ

米支対立が、すでに「チャイナ対世界」の様相を呈し始めている。

ポンペオ米国務長官は23日、米カリフォルニア州のニクソン大統領図書館で、次のように演説した。

「世界各国が自由と専制のどちらを選択するかの問題だ」。

ポンペオ長官は演説で、新型コロナウイルス危機で既存の世界秩序が揺らぐのに乗じて覇権主義的傾向を一層強めるチャイナに対抗するため、米国が自由主義諸国を束ねていく決意を明確に打ち出した。東西冷戦の終結とソ連崩壊から約30年。米国および同盟・友邦諸国は別の共産主義体制、チャイナとの全面対決に突入しつつある。

ポンペオ氏はまた、米国と一緒にチャイナの脅威に立ち向かうことを選んだ国々は「米国が支えていく」と明言した。

オーストラリアも真っ向からチャイナ海洋策動を否定

オーストラリア政府が、23日付けで、チャイナが南シナ海で主張する海洋権益を否定する書簡を、国連に提出していたことが明らかになった。
チャイナの行動は海洋ルールを規定する国連海洋法条約などの国際法に反しているとし、チャイナの権益主張は、「全て法的根拠がない」と断罪する内容だ。南シナ海をめぐっては、アメリカもチャイナの海洋権益の主張を公式に否定していて、周辺諸国に、反チャイナで同調する動きはますます広がるだろう。

インドネシアも今月に入って、南シナ海で2千人が参加する大規模な軍事演習を実施。「自国の領土に対する主権を主張する決意の表れ」と地元紙は報じた。

ベトナムも南シナ海でのチャイナの伸長に繰り返し懸念を表明しており、22日には米国と漁船の安全な操業を確保するために連携することで合意した。ベトナム近海では、チャイナ船による衝突で、ベトナム漁船が沈没する事故が相次いでいる。

もちろん、南シナ海沿岸国の中で、もっとも迷惑と脅威を受けている国の一つである日本も、この動きに全力で乗るしかない。

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チャイナは南シナ海でどう出るか

今後はチャイナが南シナ海で防空識別圏の設定に踏み切るかが焦点となる。着々と進める人工島埋め立てによる軍事拠点化は、防空識別圏設定の下準備という側面がある。ただ、中国が強行すれば米国や同海周辺国との対立激化は不可避だろう。まさしく虎の尾を踏むこととなる。チャイナ政府系機関の研究者は7月に発表した文書で「中国政府が近く防空圏の設定を宣言することを示す証拠は全くない」と火消しを図っている。

制海権確保へ 戦車部隊全廃して戦力転換のアメリカ海兵隊

アメリカは、「共にチャイナの脅威に立ち向かう国はアメリカが支える」と明言している。(チャイナの脅威は、半分は70年かけてアメリカが育てたようなものなのだから、そのくらいの責任はとってしかるべきだろう)

また、アメリカの決意は口だけではない。

米海兵隊は、今後の10年間での戦力編成の改革で、なんと戦車部隊を全廃、1万2000人削減し、対艦ミサイル装備の新連隊創設することを明らかにしている。米海兵隊は中東やアフガニスタンでの対テロ戦に最適化された戦力構成から脱却し、チャイナとの軍事衝突をにらみ、海兵隊は西太平洋の制海権確保に貢献する部隊へと方針を転換するというのだ。

戦車全廃、内陸から沿岸部隊へ 中国にらみ変貌―米海兵隊:時事ドットコム
【ワシントン時事】戦車部隊全廃、1万2000人削減、対艦ミサイル装備の新連隊創設―。米海兵隊のバーガー総司令官は3月、10年後を見据えた海兵隊の抜本的改革を打ち出した。中東やアフガニスタンでの対テロ戦に最適化された戦力構成から脱却。中国との軍事衝突をにらみ、海兵隊は西太平洋の制海権確保に貢献する部隊へと変貌しつつある。

日本も、敵基地攻撃能力の確保、マスメディアからの親支・新韓工作の排除、習近平国家主席の永久入国禁止決議などの準備を固めて、アメリカを始めとする反共産主義陣営に改めてコミットする必要があるだろう。

思い返してみてほしい。戦前、戦後を通して、いや有史以来、チャイナ大陸が日本にとって真に友好的だった時代が、一度でもあっただろうか? 日本人が目を覚すべき時が来たのだ。

(文・櫻木)

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コメント、ネットの反応

  1. 人類の敵中国共産党に
    日本も武漢ウイルスの損害賠償請求しろ。

  2. 直近の中国ってまるで
    国連脱退したあたりの大日本帝国
    リトアニア独立派を弾圧していた時期のソ連
    クウェート侵攻前後のイラクとサダムフセイン
    のように思えてきて仕方がない

  3. 共産主義者に自由にさせると必ず強権支配と人権無視に終着するな

    人類vs共産党

    最終決戦は近い

  4. 在日米軍が存在して日本政府に睨みを効かせていて本当に良かった
    そうでなければ日本人のメンタリティは自由より専制だから間違いなく中国に付いただろう

  5. テレビの報道はコロナと芸能の馬鹿ニュースばかり。

  6. なんだかなあ
    このあと長い長いにらみ合いが続くんだろうな
    こっちの人生には限りがあるってのに・・・

  7. しかもわざわざニックソン大統領記念図書館の前でこの演説を発表。www

    河野大臣が田中角栄のお墓の前に中国決別宣言を発表するようなこと。

    アメリカの決意が本物

  8. 中国って・・共産主義とか言いながらも、ものすごい格差で超資本主義じゃないかな?それは?と思うわけでしょう
    それでなんか超資本主義だからこそ、コロナなのに、基本的なモラルが無い人らが目立つような気がするわけね

    結局のところ超資本主義も下品だし、共産主義は理想論だと独裁になっちゃうし、
    難しいところだよね

  9. つうか共産主義ってもともと富の平等って概念はないんだよ
    あれは時の共産主義者の親玉が革命成功させるために、ポピュリズム
    的スローガンで使われただけで、本来の共産主義は実力で選ばれた
    一部の超エリート層による独裁によって計画経済を行う、富の配分を
    決めるというものなんだよ。だからソ連のスターリンの時代がまさに
    それの典型であり、今の中国もそれに近い

  10. 香港人もそうなんだろう、どう考えても自由主義が良いわな。
    特に言論の自由は民主主義の基本でもあるからね。
    国家というのは、個人の自由を保障することが最も重要な役割であるべきだ、と僕は思う。

    理想と現実?
    抑圧なのが現実なのだと諦めたらハイそこまで、抑圧国家主義に落ちぶれる。
    だが50%以上の人が理想を掲げていれば、それは防げると僕は思う。
    そのための言論の自由、個々人のネットでの発言活動なんだよ。
    個人の自由という正義だよ。

  11. 中国が共産主義ってのも違和感しかない
    共産党っていう政党が独裁しているが、やっているのは重商主義。

  12. 最後通牒なら

    中共は、アメリカ国内の内乱を画策するだろうな
    おそらく失敗するだろうけど

  13. 経済的に豊かになれば中国という国家も自由で開かれた国へと
    自ら変わってくだろう、、、、という西側諸国が忍耐強く抱いてきた
    中国への甘い期待はシュウキンぺーによって無残にも砕かれた。

    中国へはもう、除外、封じ込め、威圧というあらゆる外交手段を講じて
    対処する時期がきたのだ。 西側諸国は軍事的オプションもためらわな
    い覚悟が今こそ必要だ。

  14. 日本にとっては最初で最後のチャンス到来だ。
    これを逃すと20年以内に日本は永遠に中国の属国に。

    ↓こいつが最大の癌だ。

    石破「日本は中国に敬意を示せ!!」

  15. 日本には関係ない、とかおもってるだろうが
    対中作戦の最前線となる日本をそのまま放置しておくわけがない
    日本でも、赤狩りが始まる
    当然、アメリカ協力の下で

  16. 少なくとも中国共産党がシナ大陸を支配する以前の状態に戻さないと
    チベット、ウイグル、内モンゴル、旧満州地域は独立しないとな
    恐らく新中国になっても反日国家になるだろうけど
    独立した国が比較的親日国になって新中国と牽制し合う状態になれば今よりは日本の国防環境は良くなるからな

  17. 今叩かなければ30年以内に米国は経済、軍事、技術で抜かれる。
    世界に喧嘩を売りまくる習近平を見る限り、共産党は滅亡カウントダウン入り
    した可能性がある。今が叩くチャンスだ。

記者プロフィール

櫻木

在野のコラムニスト。1975年生まれ。大東亜戦争の戦地の取材をライフワークとしており、台湾やインドネシアとの親交が深い。

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