トランプ大統領が先日より日本を訪問し、安倍首相が大相撲観戦、ゴルフなどのもてなし観光コースを用意し、そのエスコートをしています。その蜜月ぶりを海外メディアが「安倍首相が付き合い方の手本を世界に示した」「欧州人はトランプ大統領への対処を完全に誤った」と驚きを持って見守っているようです。
私が思うに、これは身も蓋もない言い方をすると、単に「相性」の問題だったんじゃないかなあ、と思います。安倍首相が、相手がトランプ大統領だから、その特質を見抜いて特別な手法を使った、ということではなくて、「最大限もてなして、相手と個人的な関係を築いて懸案の解決を図る」という手法って、中曽根首相時代の「ロン・ヤス」でお馴染みのように、昔っから自民党が、いや日本人が外交で使ってきた手法です。
というか、日本人はそれ以外の友好な外交手法を知らないんじゃないか?と思われます。だからとにかくトップ同士でお友達になって解決しようとする。それが証拠に、安倍首相は、ロシアのプーチン大統領にもこの手法を使おうとして、首脳会談では「やあ、ウラジーミル」と親しげに話しかけたものの、プーチン大統領からは「プライムミニスター・アベ」以外の呼び方は一度もされなかったと聞きます。北方領土交渉も、何の進展も成果もありませんでした。完全な空振りです。
つまり、この「個人的な関係を気づいて懸案を解決する」手法は、相手を選ぶ。しかし日本はこれ以外に友好な外交戦術を持たない。なので、現在のアメリカ大統領がトランプ氏であることは、日本にとって相当ラッキーなことだった、と見ることもできます。今のうちに、様々な懸案をどんどん進めていきましょう。
コメント、ネットの反応
従順な下僕を演じ実を取る
素晴らしいな安部ちゃんw
>「あくまで私見だが、欧州人はトランプ現象への対処を完全に誤った。トランプ氏の公の場やツイッターでの発言に
>反応して悪循環を生み出しただけだった」と指摘した
「公として綺麗な言葉で批判すれば全てうまくいく」という「思考停止」パヨクの敗北なんだな
なんでもかんでも綺麗綺麗w
パヨク「お星様綺麗wお花畑綺麗w」