アメリカの暴徒「奴隷の所有」を理由にグラント将軍や国家の作詞者ら銅像を次々と破壊 トランプ大統領「狂気の左翼が我々の歴史を破壊」と非難

アメリカ
リッチモンドのロバートE.リー像。

アメリカ全土を黒い暴力が吹き荒れている。

黒人男性ジョージ・フロイドの逮捕時の死亡事故によって引き起こされた抗議行動の中で、「かつて奴隷を所有していた」という理由で歴史上の人物の像が破壊されている。トランプ大統領は、こうした行為を次のように厳しく非難した。

「ネジの外れた左翼の暴徒が我々の歴史を破壊し、我々の美しいモニュメントを冒涜し、銅像を破壊し、彼らの要求に従わない人を罰し、迫害しようとしている」

南北戦争を集結に導き、後に大統領となったユリシーズ・S・グラント将軍は、黒人奴隷制を終わらせるために北軍を導いて戦ったのだ。しかし、彼は奴隷を所有していた。フランシス・スコット・キーは米国家『星条旗』の歌詞を書いた弁護士・詩人である。これも単に「奴隷を所有していた」という理由から破壊されたというのだから驚く。

抗議者たちは、金曜日にサンフランシスコでアメリカのスタースパングルバナーの作者であるフランシススコットキーの像を取り壊しました

南部では、奴隷制の側に立っていた南軍の彫像が当然のように破壊されている。首都ワシントンDCでは、南軍の将で、ワシントンで唯一の銅像であるアルバート・パイクの11フィートの像が引き倒された。

それから、抗議者達はたき火をし、彫像が燃えたとき、「No Justice, No Peace! (正義のないところに平和はない!)」「人種差別主義の警察はいらない!」と叫び続けた。

トランプ大統領は、これについてDCのムリエルバウザー市長に対し、次のようにツイートで呼びかけた。「DCの警察は、銅像が取り壊されて燃えるのを見ているだけで、仕事をしていではないか。彼らは直ちに逮捕されるべきだ。これは私たちの国への恥辱だ!」

より大きいオベリスクの一部であった2人の南軍の兵士の2つの彫像は、ノースカロライナ州ローリーの抗議者によって金曜日の夜に取り壊された。ちなみに同じく南軍の名将、ロバート・リーの像はまだ残っているが、台座は落書きでひどいことになっている。破壊されるのも時間の問題と思われる。

サンフランシスコにあるサンフランシスコのスペイン人作家ミゲル・セルバンテスの像も破壊され、赤くペイントされている。18世紀のローマカトリックの司祭であるスペインの宣教師、ジュニペロ・セラの像を引き倒した。セラは宣教師としてネイティブ・アメリカンを迫害したからかも知れない。この辺の像はもはやなぜ破壊されているのか良くわからないが、やはり「奴隷を所有していた」からだろう。しかし当時のアメリカ社会情勢としては、ある程度の地位と財産を持っていれば、普通は奴隷を所有していたのだ。一家に一台乗用車があるように。おそらく暴徒は、銅像と見れば破壊して回っているのではないかと思われる。

抗議者たちはまた、サンフランシスコのスペイン人作家ミゲルデセルバンテスの像を破壊しました

今、ツイッターで「黒人+民度」や「黒人+暴行」で検索をすると、黒人が白人に対してひどい暴力を振るっている動画が多数飛び込んでくる(閲覧注意)。わずか60年前には、逆に黒人がマイノリティとして白人から暴力を振るわれたりしていたのだが、「アファーマティブ・アクション(米)」(ポジティブ・ディスクリミネーション:英)によって黒人は保護される対象として逆転現象が起き、もともと身体能力と瞬発力に優れた黒人の暴力による実力行使に対しては、白人はなすすべがないように見える。しかもそうした黒人の暴徒に対して、警察が厳しい態度で臨めばメディアから批判され、懲罰を受けることにもなる。この騒動がどう落着するのか、この「世界最強国家の分断」を見てほくそ笑んでいるのは誰か。予断を許さない。

日本でも、共産党やANTIFAによって「ブラック・ライブズ・マター」デモが東京は代々木で行われ、かなりの人数が動員されたようである。

一体日本のどこに黒人差別が存在するのだろうか? 火のない所に火を着けて回るものがいる。日本でも、この混乱は決して対岸の火事ではない。

San Francisco statues of Ulysses S. Grant, Francis Scott Key torn down
Anti-racism protesters ripped down statues of Ulysses S. Grant and Francis Scott Key (above) in San Francisco. They also vandalized a statue of Spanish writer M...
(文・櫻木)

↓黒人差別など存在しない日本で「BLM」デモなど不要、と思う方は応援の一票を!

政治ランキング

コメント、ネットの反応

  1. パヨクとアカは、徹底的に取り締まるべき
    トランプは生ぬるすぎる

  2. アメリカで文化大革命を起こそうとしてるんだろ

  3. ついにシアトル自治区で 始まったな

    【速報】ミネアポリスで銃撃事件 12人死傷
    http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1592729000/

  4. 警察が動かないとみて、騒乱を起こそうとしている勢力がついに銃を持ち
    出したのではないか

    放置した方がトランプにとって大統領選に有利になるという判断なんだろうが
    どこかで制御不能になって、、「第二南北戦争」とか「アメリカ版文化大革命」
    になってしまうおそれはないのかなあ

  5. 関係ない日本でもBLMとか騒いでる狂人たちなにあれ?
    日本だとアメリカ系の外国人なんて差別されてねえだろ(´・ω・`)それどころか米軍関係は特権階級だし

  6. ここでガス抜き&大きく左に振って
    大統領選は揺り戻しで
    トランプ大勝利

  7. ローマ帝国の後期みたいな感じだな。

    アメリカを分断させたのは、アメリカ自身だろ。
    多民族国家が、少数者の権利を擁護したら、分断するのは当然だ。

  8. 破壊して無くしてしまう消してしまおうって発想が駄目なんだよ・・・
    悪しき教訓として語り継ぐために残すって発想は出来ないのかな?

    それが出来なきゃ絶対に同じ間違いを繰り返して進歩しないぞ!

  9. 歴史は俯瞰するものであって
    そこに感情を持ち込めば混乱しか起こらない

    そういうことがわからないレベルの人が多い国は大変だな

  10. 正にその通り。

    アメリカ社会を分断し攻撃してるのはトランプではなく、
    ポリコレ棒で殴りまわってるリベラルです。

    神と崇める反差別の御旗を掲げ、政敵と見なした相手を言葉狩り、文化狩り。

    キチガイです。

  11. 元々アメリカの原罪が吹き出してんだから
    誰も止められんわ
    トランプ如きが小手先の対応して所で焼石に水
    さもなくば火に油だ

  12. アメリカの黒人は、なぜ自分らの先祖を白人に売り飛ばし、今ものうのうとアフリカに住んでいる黒人を責めないのか?

  13. 白人がわるいで思考停止するからやない
    日本の豊臣秀吉は日本人を奴隷にするのは許さないと追い出したんだぜ

  14. でも結局ネイティブアメリカンには土地返さないんだろ?www
    でオマエラはいままで通りのお気楽な生活は手放さないんだろ?www

  15. コロナと暴動で欧米の正体が見えたのは実によかったね
    驚くほど低レベル

  16. 近代以降の科学の発展も思想哲学も政治や社会制度の整備も
    嘗ての欧米の白人の成果なんだけどなあ・・・

    近代から20世紀のどこかの時点までは白人が圧倒的に優秀
    だったのに何故ここまで落ちぶれたんだろう?

    ポストモダンとか変なリベラルが流行りだしてからおかしく
    なったのかな?

  17. まじめに運動やってた黒人活動家たちの努力を無駄にしたね
    暴力を使ったらおしまいだよ もうイスラム国テロと同じ

  18. この左翼暴動の裏には中国共産党の支援があるんだよな
    根っこの中国共産党を倒さない限りどうしようもない

  19. 『公職追放の実態』(正しい日本の歴史

    公職追放は、「 日本を戦争に導いた軍国主義者の権力および影響力を永遠に排除する 」
    という建前で行われましたが、真の目的は、
    『 日本を、アメリカ(白人国家)に対して二度と刃向かうことができないよう弱体化すること 』 であり、

    追放の選別はGHQの恣意で、最初は戦争犯罪人、陸海軍人、超国家主義者・愛国者、
    政治指導者といった範囲だったのが、教育界、経済界、言論マスコミ界、
    さらには地方の小学校にまで及び、本来の意味で公職ではない民間企業、民間団体からの追放も行われました。 

    その隙間を埋めた人たちは、大きな利益を手にすることができたのです。

    GHQの狙いは、敗戦によって沈む者と浮かび上がる者とをつくりだすことで
    GHQの意に沿わない者を消滅させ、かつ日本国内に日本人の敵を生ぜしめ
    日本社会を、歴史的にも人的にも分断することにあったと言ってよいと思います。

    追放指定の基準は、あくまでGHQの占領政策を推進するのに障害となりそうな人物の排除で
    それは裏返せば「 愛国心を維持する人 」や、「 日本史の真実を守ろうとする人 」
    そして「 日本人としての誇りを持った人 」にとっては不利益を強いられ
    その逆をいく人には恩恵をもたらすという構図になっていたのです。

  20. 『教育を支配しろ!』

    戦前、帝国大学は
    「日本を一度破壊しつくし滅ぼして共産主義国家にしよう」 とした左翼系の学者やコミンテルンに通じているような人たちは辞めさせました。

    また、日本を守るための治安維持法があり左翼思想に基づく犯罪を犯した者は、検挙され投獄されました。

    終戦後、この人間たちが、日本における公職追放令の結果、真っ先に戻ってきたのです。

    【 筋の通った教育を目指した多くの帝国大学教授やマスコミ人は、公職追放 】 になってしまい
    共産主義革命を成功させようと活動し大学を追われた人間たちに、
    東大、京大、阪大、一橋大など、日本の主要大学の総長・学部長のポストを与えられたのです。 

    こうして大学は、【 多くの優秀な教授たちを追放 】 した挙句
    完全に左翼、共産主義者たちの手に握られ
    「歴史教育の改ざん」 「左翼思考への転換」 「反日教育の推進」 がなされてしまったのです。

  21. 『公職追放を決めた組織』

    日本の占領政策に最も大きな影響を与えたのは GHQ民生局 (英語を正確に訳すと「統治する部局」) でした。

    『 公職追放令 』は、占領軍民生局の局長であったコートニー・ホイットニー准将と
    行政公職課長のチャールズ・ケーディス中佐が中心となり、
    その右腕だったカナダの外交官ハーバート・ノーマンらによって発せられました。
    【 ホイットニーもケイディスも共産主義者 】 であったことが今では明らかになっています。

    実は、彼らが中心となって『 日本国憲法 』を今の形に改正させたのですが
    そのことを知っている日本人は、ほとんどいません。
    ( ※ 原案では、土地のすべては国有化にするなど、完璧な共産主義国家の憲法となっていた )

    ハーバート・ノーマンは後にコミンテルン (ソ連) の工作員であったことが判明し
    何度もカナダ司法当局の事情聴取を受け、最後は、裁判にかけられそうになり自殺してしまいした。
    ( ※ カナダ政府は、この件に関する極秘資料の提出をいまだに拒み続けています )

    ヴェノナ・ファイルの公開により1980年迄に判明した新事実として
    この部局は、共産主義勢力の浸透を強く受け、多くの共産主義信奉者を抱え
    日本を赤化させるための部署であったことが分かっています。

  22. 民生局の暗躍

    公職追放は、共産主義を信奉する民生局のケイディスが中心となって実施しました。

    しかしケイディスは日本語を知らないので、追放する人を選ぶことはできない。
    当然、協力者を必要としました。
    その協力者として選ばれたのは、日本で育ち、日本語ができた、カナダ外務省の官僚、ハーバート・ノーマンでした。

    占領軍はまず、昭和20年10月4日
    「 政治的市民的宗教的自由に対する制限の撤廃に関する覚書 」 を発表し
    内務大臣、警察幹部、特高警察全員の罷免と再任用の禁止を指示しました。

    最初に占領軍が行ったことは、戦前の左翼 (共産主義や社会主義) を
    押さえていた機関に属する人を、一挙に追放することだったのです。
    当然、左翼勢力を一気に勢いづける結果となりました。

    しかし、終戦直後にアメリカ側の定めたプレスコードによって、
    完全な言論統制が敷かれており、この重大な事実を、日本国民は知ることが出来なかったのです。

  23. 戦後の占領下、GHQの命令によって
    【 国家復興の中枢となるべき20万人以上の日本人 】 が戦争協力者という名目 で公職から追放されてしまいました。

    実は、公職追放対象者は、GHQが勝手に決めることができ
    【 GHQによって気に入らない人間と判断されただけで、その人間は公職追放の名の元、仕事を追われた 】

    公職追放令によって、【 戦後、少しでも筋の通ったことを言ったり、】
    【 日本のことを良く言った大学教授や歴史学者、法律学者、経済学者たち 】
    そして 【 企業経営者、小学校の校長先生までもが、職場から追放され、一掃された 】 のです。

    それ以降、学校の授業で
    「白人による有色人種国家への侵略と植民地支配」
    「アジア解放の為の大東亜戦争」 「日本の真実の歴史」、
    そして、世界が讃えた日本人の精神性の高さ、勤勉さ、自己犠牲の精神、公に尽くす心、
    道徳の基本となる教育勅語の必要性などが語られることは無くなってしまいました。

  24. 代わりに、日本をダメな国にするためにGHQによって作られ、教えることを強制された

    「いかに今までの日本は悪いことをして来たのか」 「日本の軍隊は悪である」
    「アジア侵略を目論んだ太平洋戦争」 「国体護持は右翼であり侵略戦争をしようとたくらむ悪い奴らの考え」
    「(身勝手に生きる)個人主義が、憲法第3章でも保障されており、大切である」
    「国旗や国歌は戦争の道具として使われた」 「明治以降の日本は、ダメな国だった」
    「日本以外の諸外国は、平和を求める尊敬すべき国々である」 「白人は正義であり常に正しい」
    ほか、
    祖国の正しい歴史は否定され、精神の堕落を確実にすべく神道は廃止され
    【 誤った歴史教育のみを行わざるを得ない状況に追い込まれた 】

  25. ローマ帝国も、ローマ市民権を拡大したけど、最後は民主制が機能不全になっただろ。
    民主主義は、極端な差がある社会では成り立たない。
    アメリカでは、民主主義そのものが成り立たたなくなってる。

    まさに、多民族国家の末路

記者プロフィール

櫻木

在野のコラムニスト。1975年生まれ。大東亜戦争の戦地の取材をライフワークとしており、台湾やインドネシアとの親交が深い。

櫻木をフォローする
タイトルとURLをコピーしました