新型コロナはやはり武漢のウイルス研究所から流出か? 中国による隠蔽は医療物資買い占めのためと判明 トランプ大統領激怒「究極の懲罰を」

アメリカ
武漢ウイルス研究所。2020年4月17日撮影(AFP)

米国土安全保障省が、中国が1月初旬の時点でウイルスの危険性を把握していながら、マスクなどの医療物資を海外から大量に買い占めるため、国際社会に意図的に公表しなかったとする内部報告書をまとめていたことがわかった。米主要メディアが4日に報じた。

またこれに先立ちポンペオ米国務長官長官は、ABCの『This Week』で、「武漢の研究所が起源であることを示す膨大な証拠がある」と説明している。

トランプ大統領は、こうしたウイルス関連の情報を隠蔽し、感染を世界に拡大させた中国の責任を明確にし、「究極の懲罰(ultimate punishment)」として制裁関税をを課す意向を表明している。

United States President Donald Trump stated that new tariffs on Chinese imports would be the “ultimate punishment” for Beijing’s alleged misreporting about the coronavirus outbreak.

Trump: Tariffs ultimate punishment for China
United States President Donald Trump stated that new tariffs on Chinese imports would be the "ultimate punishment" for Beijing's alleged misreporting about the ...

また現在、アメリカを中心とした5カ国の諜報ネットワーク「ファイブ・アイズ」が、武漢ウイルス研究所の研究者2人、石正麗と周鵬両氏を調査しているとの英国報道もある。特にこの石正麗という研究者は、コウモリのコロナウイルス研究の第一人者で、「バット・ウーマン」との異名を取るほどだったという。

先日は、この石正麗が、非公開のウイルス研究資料を持ち出してアメリカに亡命した、という中国初の情報が出回ったが、どうやらこれはデマだった可能性が高いようだ。

しかしトランプ大統領は「「われわれが起こったと考えていることについて、非常に強い内容の報告書を提供する。非常に決定的なものになると思う」とも述べており、アメリカ中枢では何らかの確証を掴んでいると考えて間違いないだろう。

米中の覇権争いは、新たなる局面を迎えている。これからの日本は、これまでのような米中の双方にいい顔をするようなコウモリ外交は許されない。間違っても天安門事件後のように、真っ先に中国を許して国際社会復帰に協力した時のような愚を犯してはならない。もちろん、習近平の国賓訪問など、永遠に延期だ

(文・櫻木)

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コメント、ネットの反応

  1. 自国民であるチベット人を虐殺しても共産党組織の強化を図る。
    自国民であるウイグル人を虐殺しても共産党組織の強化を図る。

    それどころか支配民族の漢族であろうが共産党組織のためには六四天安門で虐殺する。

    まして共産党配下にない他国民の命などどうでもいい、むしろ支配、搾取できないなら消えた方がいい。
    それが全体主義国家中国共産党。

  2. 中国人隠すけど中国人嘘つかないあるよ

  3. 昔のヒーロー物の悪の組織が
    ローカルな規模で細菌とか撒き散らすのはあながち間違っていないのだな(区にさえ間違えなければ)

  4. おなじみ主な登場人物

    深掘りしたい人は下記の名前で検索を
    亡命者は石ではなく同僚の周という見方も。

    □武漢中心病院の医師など
    艾 芬:異変をSNSで発信。失踪→解放?
    李文亮:同僚の眼科医。SNSで訓戒。死亡
    張継先:SNS医師。当局対応問題なし発言
    黄朝林:論文で市場起源否定。感染→復帰

    □武漢ウイルス研究所関係者
    黄燕玲:感染0号の研修生。死亡又は失踪
    石正麗:蝙蝠起源のウイルス作成。亡命?
    周 鵬:石の共同研究者。こちらが亡命?
    王延軼:舒の教え子の若所長。動物流出?
    袁志明:副所長&党員。取材で漏洩を否定
    陳 薇:軍研究少将。ワクチン開発を発表
    舒紅兵:王の夫&武漢大副学長。江綿恒派
    武小華:石正麗と研究所の実態批判。失踪
    陳全姣:研究員。王を実名にて告発。失踪

    □共産党関係
    江綿恒:江沢民息子。武漢上海バイオ利権
    孫力軍:悪評高き公安次官。石亡命で逮捕
    孟建柱:元公安長官。孫に続き逮捕。江派

    □ジャーナリスト
    李沢華:ウイルス研取材。拘束尋問→解放
    陳秋實:現地入りし取材動画を発信。失踪
    方 斌:遺体袋を撮影した武漢市民。失踪

    □ほか
    伯曼児:学生。感染→党批判→反省→死亡
    任志強:隠蔽批判した物言う企業家。失踪
    肖波濤:華南工大教授。論文が削除。失踪
    許章潤:体勢批判した清華大の教授。失踪
    陳 玫:GitHubにアーカイブ構築。失踪
    蔡 偉:陳と「端点星」を構築。恋人と失踪
    張文斌:山東省学生。SNSで党批判。拘束
    王小小:怒れる武漢女性。党批判後、失踪
    金 燕:南京女学生。習近平批判後、失踪

  5. トランプは戦争嫌いだから武力行使は無いだろうな
    せいぜい関税で終わりか

  6. ドイツ、「猛批判」ビルト紙、パンダミックの責任は全て中国と習近平にあると「追及」
    http://hisayoshi-katsumata-worldview.com/archives/22645359.html

    ドイツ紙が衝いた中国の真実
    https://news.yahoo.co.jp/articles/5327384e5b2ce631af621ea91fb08e4da980e16e

     「あなたは自国民を監視して、抑圧するだけでなく、感染についての重要な情報を抑圧することで、全世界を危機にさらしたのだ」
     「武漢で発生したコロナウイルスは市場ではなく同じ市内のウイルス研究所から安全基準の欠落によりコウモリのからむウイルスが流出したという情報もある」
     「ドイツにあるあなたの大使館は私が中国の国民との伝統的な友好を傷つけたと非難する。
    だがあなたの友好とはマスクを全世界に輸出することではないか。それは友好ではなく、微笑で偽装した帝国主義であり、トロイの木馬なのだ」

     「あなたは疫病を輸出することにより中国を強化することを計画しているのだろう。
    だがあなたは成功しない。
    やがてはコロナウイルスはあなたの政治的な生命の終わりとなるだろう

  7. おっちゃん反米の気質が残っとるし
    トランプも嫌いなんやけどな

    もはや中共が非道すぎてどっちがマシなんて比較にならんのよ
    中共vs人類って次元に来てしもうとる

  8. 医療物資の輸出入記録は全部残るからな
    その上で支援名目に出してくるのはゴミばかりじゃあキレるのも当然やろうな
    国を挙げてテンバイヤーみたいなことしてるんやからインターネットから排除してもいいかもしれん

  9. キンペイはどう出るのだろう
    政府内での裏切りを警戒して粛清しまくるか
    民主党とフォーチに全責任を押し付ける形でトランプと和解するか
    取り引き材料を模索中かな

記者プロフィール

櫻木

在野のコラムニスト。1975年生まれ。大東亜戦争の戦地の取材をライフワークとしており、台湾やインドネシアとの親交が深い。

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